PMS対策のピルは保険適用?

PMSの症状を緩和する方法の一つに、ピル内服があります。
ピルは黄体ホルモンを含まれ、ピルを内服すると常時排卵しているのと同じ状態にできるので、PMSの症状が軽減すると言われてます。

 

では、ピル内服により、PMSの症状緩和につながると分かったら、医療保険が適用できると思って安心する人もいるでしょう。

 

果たして、適用可能となるのでしょうか?

 

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ピル処方は保険OK?

PMSのピル処方は保険適用外のようです。
月経困難痛、いわゆる生理痛にはピルが保険適用されるのですが、PMSは月経困難痛とは別の病気とされています。

 

したがって、PMSという診断では保険適用が難しく、別の診断名を使って処方されるケースが多いのです!

 

ピルで絶対に保険が適用されないケースは、避妊目的です。PMSでピルを保険適用させたいという人の中にも、肌荒れ改善などの美容目的を第一にしている人もいます。

 

だけど、美容外科での治療が保険適用外であるように、美容目的でのピルの使用にはもちろん保険が適用されません。

 

ただ、保険が適用されると医療費が完全に無料になるという人でない限り、低容量ピルの値段は保険が適用されても適用されなくてもさほど変わりがないと言われていますね。

 

ピルにも様々な種類がありますが、低用量ピルが現在では用いられているようです。このうち、ルナベルというピルは保険適用外で、1シート28錠で3,000円かかります。

 

ちなみに低容量ピルというのは、従来のピルよりホルモン量が少ないタイプのピルです。さらに成分量が少ない超低容量ピルもあり、副作用のリスクが少なくなります。

 

効き目まで減ってしまうのでは?と思う人もいるかもしれませんが、低容量でも避妊すら可能なほどですから効果については心配ありません。
むしろ、最低限の成分で目的を果たすことができるのですから、体への負担が少なくなって優しい薬だともいえます。

 

ピルには様々な種類がありますが、そもそも保険が適用されるから積極的に利用しようという薬でもありません。
ピルを用いる前には、検討することがたくさんあるはずですから…。

 

まずは婦人科などの医師に、ピルについて相談するといいでしょう。

 

もう一度いいますが、処方される薬がPMSのためであれば保険適用外であり、少々値が張ることは覚えておいたほうがよいかもしれません。

 

 

PMS対策でのピルの副作用は?

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PMSの症状に苦しんで、ピルを内服したいと考えている方も多いことでしょう。確かに、PMSにはピルが良いと言われていますが、副作用が心配という声が多々聞かれることと思います。

 

近年処方されているピルは低用量なので、副作用は随分と減ったと言うけど、それでも副作用がなくなったわけではありませんのでご注意ください。

 

昔は、ピルというと副作用として太ったり不妊症になるという噂が広まっていました。
低容量ピルが発売される前の1998年までは、確かにピルの副作用として浮腫みや体重増加、吐気などの症状が出やすかったのです。

 

理由は、ピルの成分であるホルモンの量が多かったからなんですね。

 

つまり、ピルを内服すると、プロゲステロンが増えて排卵した時と同じ状態になるのです。体の中では排卵直後と同じ状態になるため、PMSと同じような症状が出現します。

 

症状というのは、吐き気やむかつき、浮腫み、乳房の張による痛みなどです。
また、生理時期とは別の時期に出血が見られる不正性器出血が、ピルの副作用として見られることもあります。

 

ただ副作用はこれらだけではありません。ピルには血管の中で、血液が固まり血栓症を引き起こすケースがあります。

 

最近、ピルを内服していた人の静脈の血管の中で血栓ができ、血液の流れが悪くなる静脈血栓症がPMSによるピル内服の副作用として報告されました。
ひどくなると、その血栓が原因で心疾患や脳卒中を起こす危険性も報告されています。

 

加えてピルの内服による副作用の最も重たいものとしては、がんの発症です。肝臓で良性腫瘍ができることも報告されています。
薬の効果はもちろんありますが、その作用が思っているのとは違う方向に作用すると副作用を発揮することがあります。

 

 

低用量ピルで?

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副作用を抑えたからこそ、低容量なのだということをまず頭に入れてくださいね。
ピルには低容量の下にさらに超低容量ピルがあり、心身への負担を軽減させたいという場合には最適です。

 

いずれにしても自分一人でどのピルにするかを選ぶわけではないので、医師と相談しながら最良の選択をしてくださいね。

 

低容量ピルは成分を少なくしてあるピルですから、従来からあるタイプのピルのようにホルモンバランスが激変する心配がありません。
それでもホルモンの状態には変化が起こり、求める効果を出せるので低容量ピルも十分にピルとして通用します。

 

副作用は誰にでも同じように出るものではありませんが、低容量ピルでリスクを抑えることで心配は少なくなるでしょう。

 

PMSのピルで副作用が心配なら、必ず医師によく相談してみましょう。
ピルの容量を変えてもらうことが可能ですし、副作用についての説明もきちんと受けられるはずです。

 

使用してみてから変更してもらうこともできますから、一人で思い悩むよりは専門家である医師に意見を聞いてみるのが一番です。

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