子宮内膜症の手術療法編 根治術式

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手術療法編 根治術式

子宮内膜症,症状,根治術式

子宮内膜症と診断され、ホルモン治療を受けて病巣と向き合ってきても、その治療で病変が抑えられた人や手強く居つかれてしまった人もいらっしゃることでしょう。ホルモン治療で十分な治療とならず、子宮内膜症の病変が拡大してしまった場合は手術療法が行われます。

 

ここでは、将来、妊娠や出産を考えていない人を対象に行われている治療方法を紹介します。
それは、子宮や卵巣などの病巣部位を取り除くという根本的な手術を行います。

 

これを根治手術といいます。
子宮内膜症の根治手術は、2タイプあります。

 

例えば、子宮内膜症が卵巣に病巣ができているとしましょう。

 

1つは、病巣が癒着している卵巣だけを取り除く方法
もう1つは、卵巣をすべて取り除く方法とがあります。

 

術式は、腹腔鏡手術開腹手術で進められます。

 

 

開腹手術って?

開腹手術は、文字の通り、お腹を切開して行う術式です。
この手術では、病巣の癒着部位周辺の一部の組織だけではなくて、すべてを切除する方法となります。

 

 

腹腔鏡手術って?

腹腔鏡手術は、下腹部に3〜5か所の穴を開けて操作用の器具と腹腔鏡を使い、病巣を摘み取っていく術式です。
この方法では、手術時の出血が少なく傷も小さいもので済みます。

 

 

根治手術は有効?

子宮内膜症のホルモン治療を行い、なかなか改善に向かわなかった人には根治手術は有効でしょう。

 

 

しかし、子宮や卵巣を全摘出する方法が取られることもありますので、妊娠や出産を考えていない人が大前提となっています。
年齢的には、40歳以上の人が開腹術には適応していると一般的に言われています。

 

 

腹腔鏡手術は、子宮や卵巣が残っていますので、月経痛や内膜症が再発するリスクもありますから注意が必要ですね。

 

 

子宮内膜症の完治を希望している人や普段の生活に支障をきたす激しい生理痛や過多月経を改善したい人という人には、根本的な治療が必要かもしれません。

 

 

根本的な治療といっても、すべてが開腹して行うものではなく腹腔鏡を使う場合もありますので、医師とじっくり話して決めてくださいね。

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